仏壇はあの世との窓

最近の傾向として、位牌を置くだけの小さなサイズの仏壇がよく売れます。位牌等を安置するだけの目的ならばそれで十分なような気がします。

 

自分は仏壇を、あの世とつながる窓と考えます。真ん中には宇宙、愛の象徴である何らかの本尊を置き、もちろん位牌等もあって、亡くなられた方ともつながります。おいしいものがあった時は同じものを供え、良かった出来事があった時はそのような物を置く。100点をとったテストとか。

亡くなってからも、ある意味、人は生き続けます。いや、ただ物質がなくなっただけかもしれません。窓としての意味が、仏壇にはあります。

仏前の座布団は紫か赤か?(禅宗)

中濃地区では何となく紫、そして赤は控えの間で使う、という感じになっています。

あるご住職が本山へどっちなのか聞かれたところ、赤だと言われたとの事。

本来お坊さんは、我々俗人より格が上、という意識から、みんなが使っている座布団では申し訳ないだろうという、檀家のおもてなしの心から御前座布団は生まれたもので、本山から指図されるようなことではない。 

なので、その地域で何となく紫ならば、紫で良いでしょう。